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海辺の自然再生・高校生サミット2020

Description


 アマモは、日本各地の砂泥地に生息する海草の一種で、その群落によって形成されるアマモ場は「海のゆりかご」ともいわれるように、魚の産卵や稚魚の成育の場として重要でした。しかし、経済成長に伴う沿岸海域の開発などにより、アマモ場は急速に失われました。近年は、各地でアマモ場の再生活動が行われるようになりましたが、今後もさらなる活動の推進が必要です。また、アマモ場に限らず、海辺の自然再生には藻場・干潟・サンゴ礁など、その地の生態系に応じて、自然・社会両方の側面からの多様な試みが必要です。
 本サミットは、アマモ場の再生活動を中心に、海辺の自然再生に取り組む全国12校の高校生が活動成果を発表し、意見交換を行います。積極的な交流によって日頃の研究や活動の大切さを再認識すること、また、お互いの取り組みを比較することにより新たな知恵が生まれることを期待しています。

▼ 日時
11月15日(日)13:00~16:10

▼ 場所
ZOOMによるオンライン開催

▼参加費
無料

▼ プログラム
13:00~  開会挨拶
13:10~  来賓挨拶
13:15~  高校生発表<北海道・東北エリア>
13:45~  質疑応答・コメント
13:55~  高校生発表<関東・中部エリア>
14:25~  質疑応答・コメント
14:35~  高校生発表<近畿・中国エリア>
15:05~  質疑応答・コメント
15:15~  高校生発表<九州エリア>
15:45~  質疑応答・コメント
15:55~ 「聞き書き甲子園」の活動紹介
16:05~  閉会挨拶

▼ 活動発表校(全国12校) 
本年度は北海道から九州まで、全国12校が日頃の研究や活動成果を発表します。
<北海道・東北エリア> 
北海道函館水産高等学校/青森県立青森工業高等学校/宮城県水産高等学校
<関東・中部エリア>  
神奈川県立海洋科学高等学校/福井県立若狭高等学校/三重高等学校
<近畿・中国エリア>  
関西大学北陽高等学校/兵庫県立西宮今津高等学校/岡山学芸館高等学校
<九州エリア>     
福岡県立伝習館高等学校/福岡県工業大学附属城東高等学校/熊本県立芦北高等学校
(下部の各校の活動紹概要もご覧ください)

▼ コメンテーター


▼ 主催・協賛・助成
[主催]NPO法人海辺つくり研究会、NPO法人共存の森ネットワーク
[協賛]一般財団法人セブン - イレブン記念財団、マルハニチロ株式会社
[助成]公益財団法人日本財団

▼ 視聴方法
「チケットを申し込む」をクリックしていただいた方に、参加用URLをお送りいたします。参加用URLにアクセスし、メールアドレスとお名前を入力の上、視聴してください。

▼ お問合わせ先
海辺の自然再生・高校生サミット運営事務局
NPO法人共存の森ネットワーク内
TEL:03-6432-6580 FAX:03-6432-6590 
E-mail:mori(@)kyouzon.org ※(@)を半角@に変えてご連絡ください。


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 全国の12の高校が集結!海辺の活動を報告します!!
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北海道函館水産高等学校

私たちはアマモの調査活動として、カヌーによるモニタリングを行っています。今年はGPSを携行することで、大まかな面積を測定することができました。また、アマモの減少が水質の変化によるものである可能性を考え、上流の川から海までのCODを測定する調査を行いました。アマモ場を守るための海岸清掃活動も続けて行っています。



森県立青森工業高等学校
青森県の陸奥湾は皆さんがご存知のように、全国でも有数のアマモ場が広がっており、私たちもその海の恩恵を受けています。近年、そのアマモ場が減少しつつある中、企業や漁協の方々に協力してもらいながら、共にアマモ場の維持・造成のために、竜宮礁を野内地先に設置するなど様々な取り組みを行っています。


宮城県水産高等学校
緊急事態宣言解除後に通常の学習内容が始まりました。本校海洋総合科、生物環境類型が主に実習を行っている栽培実習場前の万石浦(狭い水路で太平洋とつながっている内湾)を中心として、陸上および海上からアマモ等の生息場所等を確認しています。現在は陸上から、今後は海上(小型船)から水中写真を撮影しながら確認していくことを続けていきます。


神奈川県立海洋科学高等学校

本校で行ったカワハギの種苗生産の過程で、カワハギ同士の噛み合い防止のため擬海藻を設置したところ、噛み合いを防ぐ他、寝床や隠れ家として利用していました。これらから、海藻は自然界の中で重要な役割があると改めて分かりました。しかし近年は磯焼けにより、生態系に影響が出ています。そこで、本校では磯焼け対策も行っています。


福井県立若狭高等学校
平成16年より先輩たちの意見から、かつて湾内に群生していたアマモを再生する活動を始めまました。具体的には、定植活動や研究活動、啓発活動を行ってきました。今年度の取り組みとしては、先輩方が育てたアマモを水槽から海に移植しました。今後は、定期的に移植したアマモを経過観察します。そして、アマモで地域の環境改善に取り組んでいきたいです。


三重高等学校
私達は10年間、月1回の松名瀬干潟での生物相調査や上流の森林調査、そのデータを用いた地元の方々への観察会や学会発表を行ってきました。最近では、活動を広げるべく興味のある新入部員を増やすことと、地元の方々に海をより知ってもらうため松坂木綿(海が豊かで干鰯が多く作られ、良質の綿を生産)の栽培実験を行っています。


 
関西大学北陽高等学校
2017年度より、アマモ場再生活動と異校種間連携プログラムの構築に挑戦しています。また、2019年度からは保健の授業内で海洋問題が様々な環境問題と繋がっていることを理解し、SDGs14「海の豊かさを守ろう」の目標を達成するために、『100年後の海へ、わたしたちにできること』を探求しています。


兵庫県立西宮今津高等学校
昨年度「フィールド科学実習」に参加して、甲子園浜と京都の海との明らかな差を体感しました。そこで、この黒く濁った甲子園浜を豊かな海にするため、「アマモを甲子園浜に植える」という将来的な目標を立て、甲子園浜の砂でのアマモの発芽率を調べる実験を行いました。


岡山学芸館高等学校
里海の聖地と呼ばれる岡山県備前市日生町で、2017年から海洋研究に取り組んでいます。1年次にアマモ場再生活動や聞き書きに取り組み、2年次で牡蠣養殖体験や海洋教材作成、干潟をフィールドとした課題研究を行っています。今年は、干潟における大規模人為攪乱の影響調査や物質生産評価、産業廃棄物である牡蠣殻を活用したベントス量回復を目指しています。

    
福岡県立伝習館高等学校
私たちは2015年から柳川堀割をニホンウナギのサンクチュアリにするための特別採捕と生態実験・標識放流を行っています。しかし、柳川掘割は江戸時代に上水道として人が作った環境です。そこで、自然の川である飯江川の護岸や堰の構造を見直すことで、飯江川をニホンウナギが育つ川にするための第一歩を踏み出しました。


福岡県工業大学附属城東高等学校
私たちは城東高校の近くにある和白干潟を中心に活動しています。ここでは、周辺に住む小・中学生を対象に干潟観察を行い、環境保全意識の向上を図りました。また、研究として博多湾内のアマモが生えている場所の現地調査やアマモの発芽条件の模索、およびより良い移植場所の検討を行いました。


熊本県立芦北高等学校
18年前、地元の芦北漁協より「海のゆりかごであるアマモ場を復活させてほしい」と依頼を受け、アマモ場造成活動を始めました。18年間の活動は、授業以外の放課後や休日に苗の移植や播種に取り組み、更に本校独自の造成法を確立。活動当初0.25haのアマモ場面積は、現在7.5haと、約30倍にまで拡大しています。

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「聞き書き甲子園」の活動も紹介!~高校生が出会った海の名人~
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「聞き書き甲子園」は、全国の高校生が、森や海・川の「名人」を訪ね、その知恵や技術、ものの考え方や人となりを「聞き書き」し、記録する活動です。
昨年、第18回大会に参加した広島県崇徳高等学校2年(現3年)の髙垣慶太さんは、山口県下関市のイカ一本釣り漁の名人、春永克巳さん(当時74歳)を取材しました。「20年ぐらい前は、イカは50キロとか80キロとか本当に豊富に釣れよったけど、最近はだんだん釣れる数が下火になってきちょる」と語る名人。それでもなお漁業の未来のために後継者育成に取り組んでいます。本サミットでは、漁師に話を「聞く」ことによって得た新たな気づきや「聞き書き」の大切さについて髙垣さんが発表します。




Updates
  • イベント詳細情報を更新しました。 Diff#774700 2020-10-13 05:53:24
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Sun Nov 15, 2020
1:00 PM - 4:10 PM JST
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Online event
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一般申込み FULL
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海辺の自然再生・高校生サミット
90 Followers

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